
すずらん薬局の取り組み
予防への取り組み
健康サポート活動

栄養相談

本店・大手町店・吉島店・川内店に栄養士が常駐し、各店舗にて栄養相談の実施や外部にて講演活動も実施しています。栄養相談は、検査値を把握した上で深く掘り下げて指導します。
ご相談は予約制となっておりますので、本店栄養相談室(TEL 082-247-1350)までお問い合わせ下さい。
栄養相談室の活動
- 薬局での栄養相談
- すずらん食通信の発行
- 健康教室の開催
- 体組成測定会の開催
- 疾患別レシピ・指導用パンフレットの作成
- 治療用特殊食品の販売
- 腎臓病患者さんのための料理教室
- 在宅での栄養指導
- 介護施設・地域での講演や栄養管理指導
治療用特殊食品

治療用特殊食品とは、疾患の治療のために食品の成分を特殊に調整したものを言います。主に腎不全期などの食事の制限が厳しい時に活用されます。食品の種類は、エネルギー調整用食品・たんぱく質調整用食品・食塩調整用食品・リン調整用食品に分けられます。
これらの食品は、個々の食生活に応じて上手に活用することによって、おいしい食事を楽しむことができます。使用に際しては、医師・管理栄養士にご相談下さい。
サプリメント
治療から予防へ医療の流れが大きく変革しています。そのような中、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当する(WHOの定義)」セルフメディケーションによって、未病改善や生活習慣病を予防することが求められます。
すばらしい効果を持っているサプリメントですが、過剰に摂取をしたり、特定の医薬品と同時に摂取したりすると、副作用をもたらす場合があります。すずらん薬局グループでは、お客様一人ひとりにあったサプリメントをご提案させていただきます。
禁煙支援

禁煙支援薬局の薬剤師による禁煙相談や情報提供および禁煙補助剤を使った禁煙支援を行います。
「禁煙したいがどうしたらいいかわからない」「禁煙補助剤の使い方がわからない」方に対して、その人に合った禁煙方法や禁煙補助剤の正しい使い方などを無料でアドバイスしています。
食通信

治療への取り組み
安全で有効な薬物治療の提供
「安心・安全のために」 薬剤師は、患者さんの体質や今まで服用した薬などの記録をもとに、処方箋監査を行います。他の医療機関での服薬履歴とも照らし合わせ、薬の重複投与や過剰投与の危険を、調剤前に防止するよう努めています。 これにより、患者さんそれぞれに合った最適なお薬を安全に提供することができます。
- 処方せん受付時
- iPadを活用したモバイル電子薬歴「iMelhis」の導入
- 服薬状況や残薬状況、後発品の意向などを「iMelhis」で確認しています。※2014年4月より、調剤の手順が法改正にて変わりました。 また、「iMelhis」は24時間薬局の内外を問わず、いつでも・どこでも・迅速に患者様の薬剤服用歴が参照できます。患者様のご質問に的確にお答えすることが可能となりました。
- 処方せん監査時

- 「ミスゼロ子」の全店導入
- 薬品名の誤りや規格誤り、数量の誤り、コンピュータ入力ミスを防止する調剤システム「ミスゼロ子」を導入しています。
- こんな取り組みも行っています
- 「薬物療養提供体制の強化」
- 抗がん剤など使い方が難しい薬を用いた治療や適切な服薬指導などについて、誰もが安心して在宅で受けられるよう、薬の専門家である薬剤師がチーム医療の一員として、訪問や相談、情報提供をスムーズに行うための体制を整備しつつ、薬に関する正しい理解を促進・普及し適正使用を図るなど、地域での適切な薬物療法を推進しています。
- 関係職種が一体となった効率的な薬物療法の提供
- 薬物療法に関する医療職種間の事前取決めに基づく薬剤師による投与量調整等を実施するための体制整備
→薬剤師が訪問看護師や介護福祉士に同行し薬物療法に関する必要な情報を提供
→相談窓口としての薬局機能を活用した医療機器、衛生材料、介護機器等に関する情報提供 - 地域に応じた在宅薬局体制確保
- 在宅医療対応可能な薬剤師による夜間休日の輪番制、薬局間の連携・協力による在宅医療の提供
- 抗がん剤等在宅提供支援
- 看護師、介護福祉士等に対する抗がん剤・麻薬の安全使用研修、地域内の薬局間の抗がん剤、麻薬等の在庫融通、退院時の服薬指導に関する医療機関と薬局との連携
- 医薬品の適正使用の推進
- 医薬品の正しい理解の促進・普及、お薬手帳活用等による医薬品適正使用推進
OTC
一般用医薬品(OTC医薬品)とは、薬局や薬店・ドラッグストアで販売されており、医師又は歯科医師の処方せんがなくても、薬剤師または登録販売者のアドバイスのもとで購入することができるお薬です。
説明を受ければ安心して使えます。
~わたしどもの薬剤師及び登録販売者は、一般用医薬品(OTC医薬品)を通じて、みなさまの健康を応援しています~
すずらん薬局グループでは、患者様に推奨できるOTC医薬品を順次、取り揃えてまいります。
お求めのOTC医薬品がない場合は、お気軽にお声掛けをしてください。
- ご存知ですか?
2014年6月より、OTC医薬品のお買い求め方法が変わりました。
OTC医薬品は、医薬品の含有する成分を、
使用方法の難しさ、
相互作用(のみ合わせ)、
副作用などの項目で評価し分類されています。
OTC医薬品分類 | OTC対応する専門家 | 販売者からお客様への説明 | お客様からの 相談への対応 | インターネット 郵便等での販売 |
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要指導医薬品 | 薬剤師 | 書面での情報提供(義務) | 義務 | 不可 |
第1類医薬品 | 薬剤師 | 書面での情報提供(義務) | 義務 | 可 |
第2類医薬品 | 薬剤師または登録販売者 | 努力義務(義務) | 義務 | 可 |
第3類医薬品 | 薬剤師または登録販売者 | 法律上の規定なし | 義務 | 可 |
詳しくは、当店の薬剤師・登録販売者にお尋ねください。
在宅への取り組み
在宅訪問
無菌調剤

医療材料・衛生材料の提供

地域に根差した取り組み
プライマリー・ケアと薬剤師

「プライマリー・ケア(primary care)」とは、患者様のさまざまな健康上の悩みや病気、不安に対して親身になって応えてくれる『地域密着の総合的・継続的な医療』の事です。患者様の身体と精神、生活環境、人間関係を総合的に診るのと病気の時も健康な時も継続的にサポートするのが特徴です。
すずらん薬局では、各地域にプライマリ・ケアを実践できる薬剤師を育成し地域の方々が予防・治療・介護にシームレス(つなぎ目のない)な連携が行えるように努めてまいります。
地域包括ケアシステムの中で薬局が果たす役割
高齢者が住み慣れた地域や家庭で安心して暮らし続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援などのサービスを切れ目なく提供できる連携体制のことを地域包括ケアシステムと言います。
この連携体制の中で地域の薬局は、健康な時は疾患の予防についての相談、病気の時は、一般用医薬品の販売や処方せんによる調剤、介護が必要になったら、医師、看護師、介護スタッフと連携し在宅訪問という形で継続的に地域医療に携わっていきます。病院と違い健康な人も利用することができる薬局は、今後、地域の医療・福祉の情報拠点として気軽に相談できる場所を目指します。