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食通信2007年11月号『テーマ:胃もたれ』(No.133)

2007.11.28

胃もたれ(機能性胃腸症)
~胃の不快感をスッキリ解消~


「胃もたれ」は、胃がんや胃潰瘍などの胃の病気によって起こることがありますが、胃もたれで医療機関を受診して検査を受けても、「異常が見つからない」ということがあります。
このように、検査で胃に異常が見つからないのにも関わらず、胃もたれなど胃の不快感が続く状態を「機能性胃腸症」と呼びます。日本人の4人に1人が経験していると言われるほどありふれた病気です。


■目 次■
・胃の働き
・機能性胃腸症とは
・心配のない胃もたれ
・生活習慣の見直し
・食事のポイント


おすすめ一品料理
・大根とたらのあっさり煮(エネルギー122kcal 塩分1.8g)
・キャベツとホタテの酢の物(エネルギー104kcal 塩分1.5g)


薬剤師からのミニ情報
胃もたれのときの薬


胃もたれは食べ物が十分に消化されず、また、胃の運動が低下しているために、胃内に食べ物が滞留しているために起こります。
その症状は、起こる時間によって原因が異なるため、起こる時間に応じて薬を選ぶ必要があります。
空腹時に起きる場合は加齢や体調によって胃の働きが低下していたり、また、ストレスなどの影響を受けて胃の動きが低下傾向にあるとも考えられます。このような状況では、胃の粘膜を守る粘液の分泌が少なくなり、また、食べものを消化するのに必要な蠕動運動も弱っているため、食べ物が消化されず、なかなか十二指腸へ送られないので、胃もたれなどを感じるようになるのです。
OTC薬としては、胃粘膜を守る粘液の分泌を促して粘膜を守ったり、胃の蠕動運動を助ける効果のある薬をおすすめします。また、生薬の持つ独特の香りや苦みによって味覚神経を刺激し、反射的に唾液や胃液などを分泌させることも効果的です。


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